ルーレットが回るように毎日が過ぎていく

田中昌利がTwitterで書けない長い文章をいろいろ書きます。

MINAMI WHEEL 2009 の輝き


病弱の私のための室内フェスイベント。それが MINAMI WHEEL 2009。
今、すんげー寂しい。
恋人に振られたかのような寂しさ。
1/20の同じ会場にいると、みんな友達のように思ってしまう。
そんな勘違いをしてしまう空気感。
その場から離れた現実はひとりぼっち。寂しい。


3日間で見たのは約26アーティスト。
1アーティスト30分と考えたら約13時間ですよ。
生演奏を聴いて・見て・感じているときが至福の幸せを感じる人なので、どれだけ楽しかったか。
期間中は仕事のこととか将来のこととか考える隙間は一切無し。
開催前から、ホームページからアーティストの音源を聴いたり、ググったり、会場の移動をシミュレーションしたり。
全て音楽の事しか考えない日々。
さらに FM802 ファンの私としては、ほとんどがストライクゾーン。
そして20会場の中から選べるので、ほとんど外れ無し。


アーティストのほとんどの人が凄くテンションが高い。
夢に向かっていく姿がそこにある。キラキラしていて眩しかった。
既にその場が夢の一部だったりする人もいるので、ステージ上から幸せな顔が見える。
マイナーなアーティストほど気合いが入りまくっているので、キラキラを超えてギラギラしていた。
中には気合い入りすぎてうざい人もいましたが(笑)
大阪独特のノリが奇跡的な空間を演出します。
それは、アーティストからの観客への感謝の言葉の多さが証明しています。
無料が好きな大阪人にとって、無料感覚で楽しめるのでテンション高いのは当然かも。


そんな幸せの日々が終わって訪れる現実。
音楽でメシ食っていける人はほんのごく僅か。
音楽不況な現在ではさらに厳しい。
それは、BIG CAT や クアトロ に出ていた人でさえも。
アルバム10枚とか買えば多少の資金になるかもしれないが、私は買っても1枚ですし、数回聞くと思わなければ買えない。
ライブに行くのも数が限られている。
もちろん、楽しめると思わなければ行かないですしね。
人生賭けて活動している人がほとんどのはずなので、裏に隠れている厳しい現実が見えてしまうと悲しくなってきます。


で、何が言いたいのかと言うと、4会場ぐらい同じだったダンゴ結びのおねーちゃんと、劇的な再会がないかなと(笑)
まあ、あっちは確実に私のことは気が付いていないので、妄想して楽しんでおきます。


と、照れ隠しで無理矢理脱線しましたが、このステキなイベントはこれからもずっと続けて欲しいと切に願っております。
体力の続く限り参加予定。
写真は唯一写真の許可されている MUNA SEA。
ああ、仕事のやる気が出ない。。。